鳳凰

鳳凰は「不死鳥」とも呼ばれ、中国の伝説の鳥とされています。体が燃えて死ぬそしてまたその灰の中から蘇る故、才知と吉祥とされています。

孔雀に似ていますが、身の丈が1~1.5Mはあり、前が鱗、後は鹿、頭は蛇、背は亀、額は燕、嘴は鶏と言われ、全ての鳥の王とされています。鳳凰は麒麟と同じ雌雄同体のめ陰陽調和という意味も含め天下太平の象徴とされています。

鳳凰は、霊泉を飲み、竹の実を食物とし、梧桐の木にしか止まりません。

鳳凰の効果

鳳凰はロマンの意味もあり、風水では、いい男女の出会いにも恵まれるとされています。その他にも、芸術・アートの象徴ともされていて、閃きなどを引き立ててくれます。

美術やアイデアを要する分野に携わっている方は、鳳凰を置くと良いでしょう。

鳳凰と朱雀?

風水で言うことの鳳凰は、朱雀と同一視されることが多く、見た目も同じように見えます。違いといえば、鳳凰は元は風の属性であり、朱雀は火の属性といった点でしょうか。朱雀以外にもフェニックス=鳳凰という説も多いのですが、フェニックスはエジプトからきている名称で、孔雀がルーツでは?とされている鳳凰は、インドに関連しているほうが強いようです。

現在に伝わる鳳凰の姿は真赤な不死鳥というイメージが強いのですが、この赤(炎属性)については、朱雀とのイメージが混合されたものだと言われています。

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